関わったどれもが、
その存在無しには生まれなかった。
このシリーズは、どの配信サービスにもありません。再生は、本人から。
▶ 再生を予約する
上京。一億ユーザーのB2Cへ。
まだ飛鳥さんの目は諦めていない
2016年、LINEを離れ、再び戦場へ。お世話になった電警に合流、個人会社も設立し活動。
明日、閃きます
可能です
2019年、オフィスアスカ設立。現在の中核。
サーバー費用十分の一がリリース条件
世の中への見方は、フラットである。「こうあらねばならない」という社会一般の固定観念は取り入れない。起点にあるのは、ただ一つの欲求──身近な人から、そうでない人に至るまで、皆に幸せであってほしい。優先順位は、近い者から。その願いを実現するために何がどうあるべきかを考え抜いた結果が、経営者であり技術者である、という今のスタイルだった。
自らの意思を持って何かを成し遂げたいなら、経営者であるほかない。誰かの依頼に基づいて動くことは、雇用契約であれ業務委託契約であれ、その経営者の意思を代行しているに過ぎない。意思は、本来オーナーが持つものだ。自らオーナーとなり、意思そのものを自分で持ち、そこに責任を持つために、経営者という立場を選んでいる。
技術とは、成し遂げたいことを実現するための手段の一つに過ぎない。プログラムを書く、デザインをする、サービスをリリースする、人員を採用し組織を動かす──これらはすべて広義の技術であり、その中でもデジタルテクノロジー、インターネット、ソフトウェアエンジニアリングが得意領域だというだけのことだ。
「素晴らしい人格と楽な人生は両立しない」。苦労は買ってでもしろと言われるように、様々な人の希望、要望、要件、エゴ、欲求と向き合い続けてきた。その結果として身についたのが、「分かり手」としての能力である。相手を深く理解し、その理解をテコに提案し、事業をスケールさせてきた。人事にも、マーケティングや広報にも、チームビルディングにも──「分かる」という力は、あらゆる場面で欠かせない。
「自分で事業をする」ことにフォーカスし、それに必要なものをすべて学び吸収してきた。その広がりを、経営者としての視点と、事業者としての視点で。
福岡市生まれ、東京・渋谷在住。二〇〇〇年、高校二年でインターネットサービスの立ち上げからキャリアを始める。以来、テクノロジーに限らず、デザイン、マーケティング、経営と、職責も肩書きも鑑みず身に付け、実践してきた。
八つを超える会社をゼロから立ち上げ、二百名の組織を預かり、売上四億七千万円の会社が二十億円になるまでを共に走った。会計も、労務も、セキュリティも、自分の手でやってきた。
扱う領域は、パブリッククラウドの設計から、行き詰まったプロジェクトの収束、事業のゼロイチまで。拠点は東京・渋谷。
十歳。福岡市のベスト電器、その最上階で開かれた夏休みのパソコン教室。Windows 3.1、一太郎、Lotus 1-2-3。教室にいたおじさんが目をつけ、Visual Basicを教えてくれた。本屋に並ぶVisual Basicの本には、付録のCDが付いていて、そこから無料でプログラミングを学べることも、そのとき教わった。すべてはここから始まる。
高校二年。分譲マンションのパンフレットをスキャンし、検索できる資産に変える。福岡県内五千二十九棟。スキャン工程の段取りを組み替えてスループットを上げ、低単価の受託を、機材・撮影・スキャン込みの付加価値提案へ転換した。
このときから、話す相手はいつも社長だった。
不動産会社の社長たち
メール起因の情報漏えいと内部統制を、統合的に解決する製品。メールサーバ、アーカイブ・監査(送信メールの第三者チェックと証跡保持)、誤送信防止、暗号化の四機能を束ね、競合製品より三割から五割安く。近畿大学工学部・報知新聞社ほか十数システムに導入され、社内表彰を受け、RSA Conference 2009 に出展された。
銀行、電力、ケーブルテレビ──この時代に、電子取締役会へのハードウェアトークン認証の国内先行導入も。
会員一千万を超える認証基盤を、当時流行したリスト型攻撃に耐える設計へ刷新。IPアドレスや失敗回数など、複数の指標を組み合わせたブロッキングを設計した。
のちに本物の攻撃を受け、被害を最小限で食い止める。正しいIDとパスワードの初回入力は防げない──その限界も、設計思想に含めて。
一千万人の会員。攻撃者。
livedoor に入社したエンジニアにとって登竜門的なサービス。ここでまず、大規模B2Cサービスのイロハを習う。どんな複雑なアップデートでも、必ず無停止でリリースを完遂する──それが徹底された現場だった。
デザインの変更から新しい機能の提案まで、積極的に手を挙げていた。
LINE公式アカウント友だち登録数一千万超への一斉配信から殺到する、同時アクセス。サーバーの数ではなく、負荷そのものの設計で解く。一秒に一回の常時プリレンダリングでキャッシュ未ヒットを消し、MySQLでの在庫制御、非同期処理、高速メモリストレージを束ね、台数を抑えたまま捌き切る。
Twitter クライアント。共同開発者とともに iOS と Android でリリースし、十万ダウンロード。開発からサポートまで内製で完結させた。人気アプリ紹介記事にも選出。

シークレットセール ── LINE の EC 事業の端緒となる、会員限定セール。他部署の上席と二人三脚で、権限の外側から事業を拡張していく。
MALL ── セールから総合モールへ。C2Cという領域は、何が揉め事の火種になるか分からない。電通の支援を得て、体制を固めたが、惜しくもメルカリとの戦いに敗れ、撤退。livedoor / LINEを通した中で、最も過酷なプロジェクトだった。
フラッシュセール ── 一千万超の友だち登録数を持つ公式アカウントから、全ユーザーへ同時配信。早い者勝ちのセールに、一千万人が同時に押し寄せる。第5話の基盤が真価を発揮する主戦場。高速に在庫を抑え、確実に捌く。
他部署の上席
まだ飛鳥さんの目は諦めていない
過密なスケジュールに、QAチームからは「責任が持てない」と延期を求める声が上がっていた。当時 LINE株式会社 執行役員だった島村氏が、定例会議で漏らした一言。統括責任者から託された一筋の期待に応え、ローンチまでこぎ着けた。
執行役員・島村氏。QAチーム。統括責任者。
置き配の活用で、再配達の削減と積載率の改善を実現する、LCC型ラストワンマイル配送。ジョイントベンチャーの立ち上げメンバーとして構築。
参考:locco.co.jp
明日、閃きます
著作権保護サービスの核となるはずだった類似画像検索の技術は、スタンドアロン前提の設計だった。大規模な分散システムには適応できず、そのままでは頓挫するほかない。ゼロから情報を集め直し、独自の分散アーキテクチャの類似画像検索システムを構築。最終判定に元の技術を残す設計で、スケジュール内のリリースと、リサイズ・切り抜きの偽装を含む検知率九十六%を両立させた。
LINE子会社の担当者。コア技術の開発会社。
電警に1人目のエンジニアとして合流し、組織を数十名規模の開発体制に育てる。その後、自らの会社 New Life Plus を設立し、アニメ番組表 ANIMINA や FIRSTWEB など自社サービスを発表する。
可能です
Oracle 等を中心に開発された三つの勘定系基幹システムを、単一のパブリッククラウド(Google Cloud)上に、それも NoSQL へ──野心的な大規模プロジェクトが大炎上しているとのSOSを受けた。単身でベンダーに潜り込み、調査を始める。
失踪するエンジニアが出るほど過酷な現場で、三十〜四十名を率いる筆頭技術者として最難改修を自ら担い、PMからの問いにすべて「可能です」と応え、無事リリースを迎えた。当初は提訴すら噂されたが、最終的には発注元の社長からベンダーの社長へ感謝状が贈られた。この出来事は Google の耳にも入り、以後のアライアンスへと繋がった。
PM。三十〜四十名のエンジニア。発注元の社長。ベンダーの社長。
コロナ禍で、アーティストのイベントが開催できなくなった。その代替として、ライブ配信のプラットフォームを急速に立ち上げなければならなかった。ファン同士の交流、グッズ購入、ファンクラブ入会、アーティストへのギフトまでをワンストップで備える。
人事配置を決定するためのインターネットサービスを開発。大手プロフェッショナルファームのHR領域へ、業務理解を伴う形で踏み込んだ仕事。大企業の予算配分や人事配置といった、コーポレート業務の知識をここで得た。
イベント整理券・予約管理のSaaSを、創業から月商三千万円規模へ。任天堂、サンリオ、ちいかわ等の強力なIP、丸井等のデパート、大阪万博といったナショナルブランド・上場企業に多数採用。FC会員認証ゲート、Apple/Google Wallet、多言語自動翻訳、静的ページホスティング──生成AIをネイティブに組み込んだ高速開発を、現在も率いる。
サーバー費用十分の一がリリース条件
オフショア開発に失敗し、完成もせず、運用には月百万円超のデータベースコストが掛かると試算された炎上プロジェクト。支援要請を受けて調査を始め、BigQuery と非同期の仕組みを駆使して運用コストを十分の一以下に。一億レコードに耐えるデータ基盤とともに、「これなら黒字運用が可能」と判断され、無事リリースに至った。
LINE のチャットで質問に答えるだけで、AI のアシストによりコーポレートサイトが出来上がる。初期費用なし、月額九八〇円から、最短即日公開。
参考:min.page
Google Workspace 上で、電子帳簿保存法対応(帳票保存)を自動化するアドオン。JIIMA認証を取得した、法令準拠の運用。レベニューシェアで共同提供。
コーヒー生豆のダイレクトトレードを推進するB2Bプラットフォームの開発。長期固定価格による直接取引と、GHG可視化などのサステナビリティ機能。業界のリーディング企業を対象とするプログラムを支える。
実測、十八日間で二一二コミット、三四七のマージPR、五万行。ピークの一日には、十一の独立した開発ストリームが同時に進む。iOS、バックエンド、認証、インフラ、テスト──通常なら十〜二十名の専門家チームが要る並行開発を、一つのセッションで。
顧客のニーズ、技術的最適解、デザイン、運用性を、一つの脳で一気に考える。生成AIは、フィジカル以外のすべてを増幅する。